「夏のきらめき、どこまでも広がるひまわり畑」
- むらいさち
- 4月22日
- 読了時間: 4分

みなさんこんにちは! 写真家のむらいさちです。
世羅高原農場45周年寄稿文4回目は、ひまわり畑のご紹介です。
今では冬以外の季節は、どこかの農園でお花が咲いている世羅高原農場グループですが、やっぱり元祖は「春のチューリップ」と「夏のひまわり」でしょう。
お花の種類が増えても、世羅高原農場の代名詞といえるお花だと思います。
世羅高原農場のひまわり畑の特徴は、とにかく広大ということです。
65,000㎡の広大な敷地!と言われてもピンとこないと思います(笑)。
わかりやすく言うと、東京ドームの約1.5倍ほどになるそうです(笑)。
その広大な敷地が、黄色一色に染まる姿はとても壮観です。


ここまで壮大なひまわり畑は、国内ではなかなか見ることができません。この景色を見るだけでも来る価値は十分にあります。
ちなみに、世羅高原農場のシンボルの一つである、風車をモチーフにした展望台も(1枚目)、10年前は白く可愛い展望台でした(2枚目)。ずっと通っていても飽きないのは、毎年お花や園内が改良され、訪れた時の新鮮さを保っていてくれるからだと思います。
白い展望台の写真は2013年に撮影したもので、懐かしいですね。僕自身がこの世羅高原農場にいろいろな楽しい思い出を刻んでいます。
「白ひまわり畑」
進化を続けるひまわり畑で、ここ数年で撮影した写真をお見せしたいと思います。広大なひまわり畑はもちろん名物ですが、僕がなによりも心惹かれたのが、近年少しずつそのボリュームを増やしてきた白ひまわりの畑です。白ひまわり自体は見たことがあったのですが、ここまで本数が多い場所は初めてでした。
ゆるふわな写真を撮影する僕としては、この優しい色合いが自分の作風にマッチするのもとてもありがたいことなのです。
「ひまわりの時期の楽しみ」
ひまわりはもちろんですが、この時期ならではの楽しみもあります。まずは入り口すぐのフローティングフラワーです。毎年趣向を凝らしてお花を水の上に浮かべてくれるので、楽しみの一つとなっています。どう撮っても映えます(笑)。
そしてグルメといえば大人気の世羅バーガーはもちろん、「花カフェ」のドリンクやパフェもかわいいので、ぜひ立ち寄ってみてください。
「夜のひまわり」
最後は、通常見ることができない、夜の世羅高原農場の写真をお見せしたいと思います。昼間にあんなに美しいのだから、夜の星空とお花を一緒に写真を撮りたいと、特別に許可をもらって撮影させていただきました。
そして実際撮影してみると、僕の想像以上に静かで美しい世界がそこにありました。



「最後に・・・」

今回の記事で、僕の投稿は最後になります。
当初は2回ほど記事を書いてほしいと依頼を受けたのですが、どうやってもこの10年以上の想いを2回に収めるのは無理となり、4回の連載になりました。でも、それでも見せたい写真はまだまだあって・・・、とても世羅愛を語るには足りないのですが、少しでも世羅高原農場の魅力が皆様に伝わったなら幸いです。
まだ訪れたことのない方は、ぜひ一度足を運んでみてください。僕の友人たちも関東からわざわざ飛行機や新幹線に乗って通っています。それだけの魅力がここにあるからです。
最後に、この素敵な場所に導いてくれた、吉宗誠也さん、吉宗五十鈴さん、そして行くと笑顔で迎えてくれるスタッフの皆さま、いつもありがとうございます!
お世辞抜きで、世羅高原農場との出会いが、僕の人生をさらに華やかに(?)してくれました。
これからもたくさんの感動と驚きを期待しています。
キャッチフレーズ通り「花はみんなをしあわせに」してくれていますよ。

ゆるふわ写真家むらいさち
沖縄県座間味村でのダイビングガイドを経て、写真の世界へ。
ダイビング雑誌のカメラマンを経て、独立。
現在は、水中から風景、お花などを中心に地球全体をフィールドに活動している。
独特の、明るく優しい「ゆるふわ」な作風で作品を発表し続けている。
2024年には、水中写真展「FantaSea」を、東京・札幌・大阪にて開催する。
東京:5月17日~23日(FUJIFILM SQUARE)、札幌:7月12日~17日、大阪:8月30日~9月5日共にFUJIFILMフォトサロン。
同時に、自身写真家20周年を記念した水中写真集「FantaSea」も発売。
沖縄県座間味村観光大使。
むらいさちのふんわりフォトサロン主宰。
Instagram: https://www.instagram.com/murai_sachi/
Official Web:http://murasiachi.com
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